店員さんに声を掛けました。
店員さんは注文を控える
電子手帳みたいなやつを持っていなかったので
「ちょっと待ってください」と言い残して
間もなく戻ってきました。
この何気ない風景に、ひとつの違和感を覚える。
問題は「ちょっと待ってください」と言うときに
店員さんがジェスチャーを加えたこと。
こんなときに両手を使って「待っててください」を表す場合、
普通は両手をパーにして こちら側に手の平を向けますよね。
しかしながら今回の店員さんは
心臓マッサージするように、そのパーを重ねて
「ちょっと待ってください」を表現しました。
なんかおかしい。
それはトイレのウォッシュレットの水が
突然噴き出してきたときに
「ちょ、ちょ、ちょっと待って!?」ってやるときに使う
ジェスチャーやと思いました。
JUNIOR
ベスト・オブ・トイレ。
これまで数々の放尿・脱糞を
みなさんも積み上げてきたことだと思います。
おっと失礼。
アイドルのあなたには何のことだか
さっぱりわかりませんね。
ベスト・オブ・トイレ。
今日までに利用したトイレで
みなさんの印象に残ったトイレはありますか?
便器に粘り強く残ってたあのトイレが印象も粘り強く残ってる。
そんな方もいらっしゃることでしょう。
今回は僕のベスト・オブ・トイレをご紹介させていただきます。
グリーンスタジアム神戸のトイレ。
今はスカイマークスタジアムっていうんですかね。
あれに勝るトイレは僕の便所履歴書にはございません。
僕が大学3回生のときに、当球場へ
林さん、ガッツ、サトシ、僕の4人で
野球日本代表の試合を見に行った際に
僕のお腹にブリリアント信号が発信しました。
僕はトイレに駆け込み、個室に引きこもり
プライベートタイムを満喫しました。
そこで当球場のサービス精神に感動しました。
紙が2種類常備されてるんです。
軟弱なソフト仕様と硬派なハード仕様。
こんな気配りのあるトイレは初めてでした。
それ以来、僕は貴族の社交ダンスの集まりや
各界の著名人が勢揃いする立食パーティーなんかで
ベスト・オブ・トイレの話が出るたび、
錚々(そうそう)たる顔ぶれを相手に語ります。
そして「誰だコイツは?」と気付かれ、つまみ出されます。
仕事で製品の電波検査しに行く電波検査所のトイレも素敵です。
トイレの便器、壁、床、全てが真っ赤なんです。
どこぞの有名な建築家のデザインだそうです。
事務所やなんかは至ってシンプル、というか
むしろ地味なのに、トイレだけはバラ色の空間。
そのギャップにシビれて、我慢してた便意に耐えきれず
チビる来客者も少なくないそうです。
んなわけないそうです。
大学の同級生にドーヨ・サトウという男がいました。
「どうよ?」が彼の口グセ。
彼は高校時代、野球部員として数々の遠征試合をこなし、
その都度遠征先のトイレで豪快な大便を垂れることで
相手チームに対して常に挑発的な態度を示してきました。
そんな彼のベスト・オブ・トイレは
誰もが知ってる京都にある甲子園常連校のトイレ。
そんなベスト・オブ・トイレにも臆することなく
サトウは通常通りの糞便行為に励んだものの、
つい流すことを忘れてしまったそうです。
その常連校では「甲子園とトイレには魔物が住んでいる」と
部員たちの間では今も語り草になっているそうです。
JUNIOR
勘違いしてバレーボール部の門を叩いたのは
僕がまだ毛も生え揃わぬ中学1年の春。
同学年は個性と体臭のキツいモンスターだらけでした。
そんな西陵モンスターズのピラミッドの頂点に君臨したのが
「ダンディズム・ギャランドゥ」ことタキザワ。
以後、「ダンディー」としてお見知りおきを。
1度だけ、なぜかダンディーは試合のときに
使い捨てカメラを持ってきました。
引退試合でも無いのに、ある日突然。
なぜかみんなと写真を撮りたがるダンディーに対して
なぜか僕たちチームメイトは断固拒否。
その日も僕たちは公式戦連敗記録を
「37」に伸ばし、帰路につきました。
帰り道でもダンディーは執拗に写真を撮りたがる。
するとそこにカッパの車がフェードインしてきました。
「カッパ」はバレー部の顧問。
練習にくるといつもバレーボールで
サッカーのリフティングをしちゃう反面教師。
中学生の部活にカメラなんて不要品。
当然ながら没収の対象品。
カッパの姿を見てダンディーは、あわててカメラを隠す。
その隠し方は尋常じゃないほど不自然に芝居じみてました。
ダンディーの27枚撮りのカメラは
残量27枚のまま、カッパに没収されました。
タツヤの週刊ゴング、僕の月刊スコラは
カバンに隠してあったので無事でした。
あのカメラって戻って来たんかな?
昨夜スポーツニュースでバレーボールを見て
そんなことを思い出しました。
JUNIOR
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。