初対面の人には よく喫煙家と思われがちですが
僕は これまでの人生で興味本位の1本ですら吸ったことがありません。
たぶん両親、祖父母がタバコを吸わないという
家庭環境の影響もあると思います。
おとんは一時期だけ吸ってたそうです。
確かに小さいころの記憶の中に
セブンスターの白いパッケージが家に置いてあったことを
思い出します。
でもおとんが吸ってる姿は覚えてません。
おそらく僕たち幼い息子たちに
「密着!釜屋敷警察24時」っていう
即興ひとりコントを見せたいだけのために
タバコのパッケージを持っていたのかもしれません。
僕のこれまでの人生で
煙草を吸うシチュエーションに憧れることもありました。
「あなたがタバコに火を灯けると
『これであと何分かは一緒にいられる』って
ちょっとホッとした」
みたいな歌詞の歌を聴いたとき、
僕とチハルちゃん(強烈男子そして無煙家)は
「どうする?やっぱ吸っとくか?」
「いや!その前に吸っておきたいものがあるやろが!」
ってブサイク会議にて熱く討論してました。
男同士の友情シーンの一幕にて、
1人がタバコを吸いだして
そのタバコの火をたよりにもう1人がタバコに火をつける。
これが殴り合いのケンカのあとで、2人仲直る。
僕の108ある夢のひとつ「映画を撮る」が叶ったら
ぜひとも組み込みたいシーン。
それにしても僕がタスポを貸し出すたびの
みんなの驚きと笑顔が予想以上に大きくて何だか楽しいです。
JUNIOR
P.S. 次回は庶民センター前のバス停で会いましょう。
オイルの切れた仮面ライターをカチカチするあなたのタバコに
僕が持ってきたランプの火で灯しますから。
先月、ブタフルで世間がマスク不足で騒いでるころ
「店に足を運ぶばかりがルートとちゃうで」ってな具合で
悠々自適に ねぇさんはインターネットにてマスクを購入しました。
「お届け日を指定できます」という触れ込みに対して
「最短で!グリーンウェルが日本でプレーした期間よりも短くね!」
という要望をぶつけたほか、
「必要数」、「支払方法」、「商品の送り先」など
その他の必要事項をすべてを入力し
あとは到着を待つばかりに最後の「完了」ボタンを
ポチッとした瞬間、衝撃の真実が明らかになったそうで。
「現在在庫切れのため、お届けは6月上旬から中旬になります」
というメッセージが ねぇさんの眼球をえぐり込んだそうです。
ブタフルが下火になりつつある今日この頃、
冒頭にあるとおり、マスクを入手したねぇさんは
「これまでの人生でいちばんのムダ遣いかもしれん・・・」
って、肩を落としました。
僕はそんなねぇさんに僕の友達の話をしました。
「むかし とある吉本芸人のフィギュアを
正面突破価格で購入した友達がおってん。
でも後日、キンブルっていうリサイクルショップで
同じフィギュアが数百円で並んでて
その友達は悔しくて全部買い占めたみたいよ。
真正面から購入したフィギュアがそうなのか
大人買いしたフィギュアがそうなのかは知らんけど、
明らかにどちらかは判断ミスやと思うねん」と。
これを聞いた ねぇさんは
「そっかぁ。
そんなひともおるんやぁ。
マスクは次の冬にも必要になるかもしれんし、
これからも使い道はあるから まぁ、ええか♪」って
邦しゃ・・・あ、その友達のエピソード話を聞いて
元気を取り戻しましたとさ。
めでたし。
JUNIOR
P.S. 毎年やってくる風邪や花粉に対して
藤井さんが どう立ち向かうのか、
三輪さんは山田さんのお手並みを拝見したいそうです。
テケテケ走ってるちびっこが
ブレンディーかマキシムかで足を止め悩んでた僕の足元に
なかなかの勢いでぶつかってきました。
新喜劇のように壁にぶつかった反動で転ぶみたいに転ぶ ちびっこ。
すぐ泣き出さないくせに、妙な間を空け
「よし。ここは泣くとこだ」って意識してから ようやく泣き出す。
ちびっこは意外と自分の立場をわきまえている。
とにかく周りの冷ややかな目線。
ようやく我が子のハプニングに気付いて救助しに来た おかあさん。
タイミング悪く僕がブレンディーの特大サイズのボトルを手にしてたばっかりに
まるで僕がそれでちびっこを どついたような構図。
冤罪(えんざい)は こうして起こる。
JUNIOR
大学時代の寮に
高知出身のナカムラさんという色男がいました。
身長が高い上に かなりの男前で
会うたびに引き連れてる女性が違うもんですから
僕は お連れさんに「はじめまして」というべきか
「おひさしぶりです」と言うべきか いつも頭を悩ませました。
そんな色男なナカムラさんは
バイト先ではバーテンをやってたらしく
ナカムラさん目当てでやってくる お客さんは少なくなく
店からの要望で連日カウンターに立っていました。
いつも帰ってくるのは深夜。
僕が寮で朝ごはんを食べる時間に
ナカムラさんと顔を合わせることはありませんでした。
やがてナカムラさんは大学を卒業し、それと共に退寮。
ある朝、僕が自転車置き場で無造作に並んだ自転車の中から
自分の自転車をレスキューしてましたら
同じく寮生のマツキさんが姿を現わしました。
僕が「最近おばちゃん(寮母さん)自転車の並びを直しませんね」と言うと
マツキさんは「直してたんは おばちゃんとちゃうで。
ナカムラさんがバイト帰りにいつも直しててんで。」と真実を明かしました。
姿を消してから浮き彫りになる優しさの美学。
もし僕が少女漫画作家だったら
ヒロインの恋人役のイメージは きっとナカムラさんで描くと思います。
JUNIOR
P.S. どうぞ召し上がれ。
ただし窃盗容疑と銃刀法違反のダブルプレーを
保安官が黙っちゃあいませんよ。
番長の嬉しそうな話を いつか事情聴取したいですね。
聴取内容は、父・四朗と母・陽子へ事後報告。
あの素晴らしい「番長、イヤやわ~」を もう一度。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。