レジさばきがめっちゃ早い。
それゆえ数字の打ち間違いが目に余ります。
僕が160円の買い物をして1000円札を差し出すと
おばさんはレジに誤って100万円と打ち込んで
おつりが99万9千840円と表示されました。
「1000」と打つのに「1」を1回、「0」を3回をプッシュすべきところを
「00」を豪快に3回プッシュしたんだと思います。
それなのに冷静を装い何食わぬ顔で
「はい、おつり840円ね~」と釣銭を渡す冷めた接客は嫌いじゃない。
JUNIOR
P.S. クニピロキの到着を待つ前夜、
ひと足先にマグロ漁に出ます。
いざとなればマグロ自身が船となる。
これも醍醐味。
活けるか、煮るか、焼くか、焼き尽くすのか。
ネタは鮮度が命。
料理の優劣は、素材の優劣でなく
板前の腕の優劣で決まる。
板前は自らが「まずい」と思う寿司を客には出さない。
当然のごとく、醤油、ガリ、あがりなどの細部にもこだわる。
白身から始まり大トロで締め「ごちそうさん」と満足げな客もいれば、
のっけからウニ、イクラを頼み「ちょーおいしい」とかいう客もいる。
「何がうまいかわからん」と首をかしげる客もいれば、
「何ガウマイカ、アイ、ドント、ノウ」と首をかしげる外国人客もいる。
箸にも寿司にも手をつけない客もいる。
映画館に来て寿司を食べたがる客は居ないが、
またどこかの館長から「うちで寿司を握ってくれんかね?」と依頼があれば、
包丁一本サラシに巻いて、駆けつけたい。
だからこれからも板前は包丁を研ぎ続ける。
真一くん、香理さん、ご結婚おめでとうございます。
JUNIOR
P.S. ケーキ皿の裏にハートのシールがあるように
甘いものには、全て裏があるんですね。
中島さんもきっと裏では
「あの担当テーブルの坊主、キモかった~」
「坊主と漫才してたメガネもキモかった~」
「坊主とメガネと漫才してた髪の長いのもキモかった~」
「その3人の漫才を撮影してるマーメイドもキモかった~」
「完全アウェーの中、果敢に歌ってるヤツもキモかった~」
「撮影を拒むダンスの振付師もキモかった~」
「襟(えり)をおっ立てて現れた赤いシャツもキモかった~」
なんて言ってるかもしれませんが、
僕が酔っ払って箸を2回も落としちゃったのに
笑顔で2回も新しい箸を持ってきてくれた優しさに免じて許します。
ただ、2回目に持ってきた箸は1回目に僕が落とした箸によく似てた。
唇の荒れる季節到来。
昨夜、耐え切れずコンビニエンスへ薬用リップを買いに行きました。
僕がアパートに戻ってきてエントランスを抜け
1階に停まってたエレベーターに乗り込み、
JUNIOR乗組員は ご利用階数「6」と「閉」を押しました。
扉が閉まると同時に、エントランスからカップルの声と足音が聞こえました。
たぶんエレベーターが1階に停まってるのが見えたから、ふたりは急いできた模様。
僕はすぐさま「開」を押しましたが
すでにエレベーターはエクスタシーし始めてました。
もうしわけない。
僕が心の中でカップルに謝罪した瞬間、
思いも寄らぬ一言が扉越しに聞こえました。
「ケ~チ~」。
え?
僕のことですか?
いやいや。
違うやん。
お前らが遅いだけやん。
おれ、すぐに「開」押してみたやん。
それなのに「ケチ」て。
「ケチ」とは「むやみに金品を惜しむこと。
また、そういう人や、そのさま」と、辞書に書いてある。
仮にも僕に溢れんばかりの財産があって
あの瞬間、僕がどれだけ大判振る舞いしたとしても
エレベーターは停まらんやん。
ちくしょう。
5年前、某ステーキハウスで噴火した僕の体の中にあるマグマが、
わずかにコポコポしだした。
「聞こえとんぞ」。
僕の荒れた唇からアナウンスが流れました。
どうやら僕は唇以上に心が荒れてたようです。
やはり僕の声も扉越しにカップルに届く。
するとエントランスから上階へ遠ざかるエレベーターに向かって
「えっ?・・・あっ!
す・・・す~み~ま~せ~ん」
って声が尻すぼみで聞こえました。
はい、許す。
って、ゆーかー
僕の方こそ すみませんでした。
JUNIOR
三重に行ったり、愛知に行ったり、大阪へ戻ったり、
岐阜へ帰ったり、夜通し漫才の稽古したり、春日井へ結婚式に行ったり、
下呂温泉に行ったり、田舎コーヒーをすすってほっこりしたり、
また大阪へ戻ったり、東京に行ったり、また三重に行ったり。
明日は、またまた大阪へ戻る。
ここ10日間は近年まれにみる移動距離の長さ。
あれもしなあかん。これもしなあかん。
頭の中が少しグルグルする。
こんなときこそ体調管理に気をつけたい。
「外から帰ってきたら、うがいと手洗いをしなさい。
じゃないと あんたたちを試合には出さん」
と、その昔、少年野球時代のコーチ・伊藤さんは言いました。
風邪を引いたら満足に野球できないよって意味の言葉やったと思います。
僕は補欠だったので、いつも のどちんこがちぎれるほど うがいして、
手の皮が擦り剥けるほど手を洗い続けました。
闘将・河村監督のもと、
また下石のみんなと野球ができたら僕も試合に出たいので、
あれから15年経っても うがいと手洗いは今も怠(おこた)りません。
JUNIOR
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。