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米と水と人と野球に支えられた生活記録。
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珍しくムーくんからメールが来ました。

「弟の彼女、かわいいですね (*´д`*)」

知らんがな。

   JUNIOR

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らっきょうを30円で全力で味わう。

渡し船を無銭で真剣に楽しむ。

岐阜に帰ると たけし温泉、然(しか)り。

これ真骨頂やね。

   JUNIOR

今回は当ハナクソブログのコアなファンに定評があります

不定期連載「あのころを懐かしむ」シリーズより、

僕が小学生のころの通学路の話。

僕の家から小学校までは、歩いて15分ぐらいの距離でした。

子供の足で15分。

今やと どれぐらいなんやろう?

行きも帰りも同じ道でしたが、

僕は帰り道の方が好きでした。

行きは幼稚園生から小学6年生までが

ただ「ご近所同士」って理由だけで集団登校をしなあかんかったけど、

帰りは登校時とは関係なく、それぞれ気の合う者同士で帰ることができたから。

それはそれという理由もあるし、

「これから教室で授業」と思いながら進む道と

「これから家でファミコン」と思いながら進む道なら

前者を喜んで歩くのは町内で小林君ぐらいやと思う。

小学校の門を出て左に進むと見えてくるアルプス階段。

「アルプス山脈ぐらい険しい階段なんだぞ」という

大人たちのコンセプトにより命名されたであろう階段。

壁にはアルプス山脈をイメージした

カクカクの山脈のイラストが描かれていました。

子供だましも甚(はなは)だしい。

アルプス階段を降りると自転車道路。

山神、阿庄、釜屋敷の人間にとっては

御堂筋的存在の大動脈道路。

裏山、清水、貢、石拾の人間は

これを裁断するような方向から やってくる。

僕は自転車道路を進む。

道の途中で排水溝のドブのフタが

道を斜めに横切ってるとこが1ラインだけあるんですが、

そのうちの1枚のフタの上に かつて誰かがゲロを吐いたって理由で

一時期「踏まずのフタ」として誰も踏まないことがありました。

僕はその適用期間がいつまで有効なのかがわからず

結局卒業するまで1度も踏むことなく通い続けました。

その「踏まずのフタ」を越えると短い横断歩道があります。

左に曲がると「岩井自転車」。さらに真っ直ぐ行くと「サカシタ」。

「岩井自転車」は低学年のころ、

下校時に保安官やチーゴンと よく足を運びました。

初めて足を踏み入れたのは保安官に誘われてやと思う。

まずは、なぜか店主に「水、飲ませてくださーい」と声を掛けてから

表の水道でグビグビと喉(のど)を潤(うるお)す。

それから「自転車、見せてくださーい」と声を掛け、

僕たちは店内の自転車を眺めながら、

「おれ、3年になったら これ買うわー」とか

カッチョいい自転車を見つけては目星をつけてました。

小学生が発する、あの薄っぺらい ハッタリが好きです。

そもそも1日50円の小遣い、そしてちんちくりんの僕にカッチョいい自転車は、

値段もサドルも高すぎて手も足も届くわけがなかったのに。

こんなことを繰り返し行なってましたが

たぶん僕を含めて保安官もチーゴンも そこで自転車は買ってないと思います。

少なくとも僕ひとりは買ってません。

何か買ったものと言えば、単4電池とドラゴンズガムぐらい。

何で自転車屋で電池とガムを買うねん。

「サカシタ」は購買部的存在の小学校最寄りの文房具屋さん。

ほんまに「サカシタ」って名前かどうかはわからん。

坂の下にある店だから みんな「サカシタ」って呼んでただけかもしれん。

公衆電話は無いけれど、

10円を渡すとダイヤル式の黒電話を貸してくれる。

下石小おおばん打ち黄金時代のあのころ、

サカシタではゴムボールと空気入れが飛ぶように売れたと思う。

図工の授業で使うために、登校途中で

「赤の絵の具ください」って買いに行ったことがあります。

それが「朱色やん」って気付いたのは、その日の授業本番のときでした。

寄り道はこれぐらいにして、再び通学路の話。

横断歩道を越えてさらに進む。

途中、三宅の家が見える。

天然パーマでおなじみの三宅が中学生になったとき

「やっぱりティン毛もチリチリなんやろか?」

「いや。逆にティン毛はサラサラかもしれんぞ」って

みんな興味を示してました。

いつの時代も男子中学生は発想がシャープだ。

さらに進むと歩道橋。

歩道橋の横の肉屋・丸福のコロッケが強烈に美味い。

「丸福のコロッケをコロ助に ごちそうする」は

僕の小学生時代の108ある夢のうちのひとつでした。

歩道橋は近所の高校生による落書きがいっぱいありました。

「セッ○ス」「ペ○ス」というファンキーな言葉を

僕たちに教えてくれたのは歩道橋。

この歩道橋を越えるとお菓子屋の笹幸。

笹幸まで来たら、家は もうすぐそこ。

これまでに ご紹介したことのある

キマタの大判焼き事件、

僕のガチャガチャキティ事件など、

数々のエピソードが この店に眠っている。

今回は下校中の事件を ご紹介。

その日の僕は偶然下校時間が重なった

僕の兄貴と隣の電気屋のカヅくんの3人で下校。

笹幸まで辿り着くと、ジュースの自販機の前で

たじろぐ貴婦人に遭遇。

貴婦人は50歳ぐらいで

下石にしては ちょいと上品な感じ。

その貴婦人が困った様子で

僕たちに話しかけてきた。

「あの・・・ボクたち・・・ちょっといい?

 ここで今ジュースを買ったらね、

 またボタンが光っとるの。これってどうして?」

確かに貴婦人は お目当てのジュースを買い終えてました。

しかし自販機は「好きな飲み物を お選びください」な感じで

再びボタンを光らせている。

すると兄貴がピンときた様子で口を開いた。

「あ!当たりや!これ当たるやつやもん!」

確かに当たり付きの自販機。

これを聞いてカヅくんの指が伸びた。

「おばさん、同じやつ もう1本 飲みゃー」

と言いながら、赤い炭酸飲料のボタンを押した。

するとまたまたボタンが光る。

今度は僕が声を上げた。

「これすごーて!また当たった!」

おばさんも これに喜んで

「じゃあ次は あなたたちの好きなものを選んで♪」みたいな雰囲気になった。

そのとき。

そのときです。

また兄貴がピンときた様子。

「これ当たりやないて!お釣りが残っとるだけやて!」

兄貴の発言と共に、お釣り返却レバーの上の残高表示を見ると

確かに「1000円-ジュース2本分」がデジタル表示されてました。

1本買ったら自動的にお釣りが出るやつじゃなくて

返却レバーを回さんと返ってこないやつやったんやね。

結局 得どころかむしろ損した面(おも)持ちの貴婦人を取り残して

僕たちは足早に その場を退散し、

そこから数十メートルの自宅に逃げ込むように帰りました。

家の郵便受けから夕刊を抜くのが僕の役目でした。

帰宅すると じいちゃんと ばあちゃんは

夕方ならではの ゆるいテレビ番組を いつも観てました。

おかえり。

ただいま。

   JUNIOR

平日やっていうのに、たくさんのひとが

欧米家具屋さん行きのシャトルバスでシャトルしてました。

あのバスの中には、その数十分後にタンスや衣装ケースを購入し、

数時間後には自宅で自分の衣装をぎゅうぎゅうに詰める人が

おったかもしれん。

そのぎゅうぎゅう詰めを見て、その数時間前まで

バスの中でぎゅうぎゅう詰めやった自分の姿を重ねる人が

おったかもしれん。

そんな人となら友達になれそう。

1杯のコーヒーをブランデーのようにチビチビと口に転がしながら

いつまでも話せる。

   JUNIOR
僕のヒーローが最後の戦いを迎えた戦地を訪問。

幕を閉じて早や1週間。

であるにも関わらず、僕と同じく その余韻を確かめに

平日の午前中であるにも関わらず

たくさんの人たちが この戦地に足を運んでいた。

やたらと女性が多い。

おばちゃんもいる。

さすが。

僕のヒーローは老若男女 問わず愛される存在。

その足が進む先には「特設グッズ売り場」の立て看板。

まだまだグッズは売れ続けているんだろう。

すると ひとりのおっさんに声を掛けられました。

「兄ちゃん、チケット余ってたら買うよ。」

これで全てが僕の勘違いだと気付く。

どうやら その晩に国民的スーパーマグナムアイドルの

ライブがあり、女性たちの目的は

そのマグナムアイドルのグッズを求めてたんやね。

その中に混じってグッズを購入し、笑顔で帰路に着く

メガネ男子の笑顔がたまらなくよかった。

   JUNIOR
会社でメタボリック部長が財布の中を見て嘆いてました。

それは金額に対する嘆きもさることながら、

紙幣に対する嘆き。

なぜか奥さんが二千円札交じりで

今月のお小遣いを支給してきたらしい。

僕のおとんは、この二千円札を世の中に果敢に送り込む。

僕のおとんは高速道路の料金所で働いています。

「打倒!ETC」が おとんのテーマ。

1台の車が料金所へやってきて

おとんが立つブースにて支払いを行なう。

ここで おつりを手渡す際、おとんは手元に二千円札があると

どんどん吐き出すそうです。

たとえば3000円の おつりを支払う際、

1枚の千円札と、1枚の二千円札の計2枚の紙幣を渡す。

ドライバーは3枚の千円札が来るもんだと思いながら

2枚の紙幣を受け取ると、一瞬だけ「え?」って顔をするが

そのコンマ数秒後に「あ!なるほど」って顔をするらしい。

その「え?」と「あ!」が見たくて、おとんは二千円札を渡すらしい。

ちょっぴり「S」な僕のおとん。

世界のホームラン王のモノマネをするときは

誰もが知ってる一本足打法を形態模写するのではなく、

一塁手としてベースでけん制球を待つ姿を形態模写する。

笑いに対する観点は、僕よりも おかんよりも 常にリードしている男。

   JUNIOR


P.S. 強い光を直視すると、瞳を閉じても

    その残像は目に残るものなんです。

    みんなが放つ光が強すぎたから

    それが僕の目には焼きついてるのです。

    下校時間、小学校の校庭で

    あなたは友しゃんからマウントポジションを奪ってました。

    その姿を僕は止めるでも あおるでもなく 素通りし、

    その試合結果を あなたから聞いたのは、歩道橋を降りたとこ。

    「勝った」と片手の拳を上げてました。

    僕からすれば、ケンカ両成敗ですばい。

    だったらおれ、素通りすんなよ。
うちの近所の書店では、

成人向け雑誌はヒモで閉じられています。

僕はこれをヒモを掛けたままでも透視できないかと

いつも気合いで凝視してみますが

さっぱり見えません。

こうすることで青少年の立ち読み・閲覧を防いだり、

成人男性への購買意欲をかきたてたりもするんでしょう。

しかしながら このヒモも、ジャンルによっては逆効果。

ことSM雑誌に関しましては

雑誌事態が ただヒモできつく縛ってあるだけで、

一部マニアの方々には

充分お楽しみいただけるのではないかと思いました。

   JUNIOR
目的を果たすためには

どうしたらいいかを考える。

自分なりに方法が浮かんだら

それが正か否かであるかは二の次にして

実際にそれを試してみる。

ここで外野が口出しをしないことがポイント。

思うように試した結果を受け止めて

それが正か否かを、初めて この身で受け止める。

ここで挫折する。再考する。人に意見を乞う。

ほんの1歩でも前に進んだ その瞬間、人は伸びる。

再び挑戦することで ついに成功をつかんだ瞬間、

さらに人は伸びる。

「効率化」を求めるがあまり

成長のチャンスを逃すのは非常に残念。

   JUNIOR
通天閣の下でロケ中の

サッカー好きのセンター分けと小さいおっさんを見ました。

小さいおっさんは小さかったけど

がっちりしてました。

やはりナニワなギャンブルはスマートボール。

   JUNIOR
深夜のネットカフェの

脱力感あふれる店員さん。

2人の外国人のお客さんの会計時、

支払いは まとめてか別々かを問うべく

「トゥギャザー?セパレイト?」

って確認してました。

「セパレイト」って言葉の選択が合ってるかどうかも気になりましたが

どちらが「風呂」で どちらが「便所」かが気になりました。

   JUNIOR
リンク
プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
           好きな食べ物は米とライス。
           好きな飲み物は水とカレー。
            人と話すと元気が出ます。
          得意な球技は内野ノックです。
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