京都で腰を据えたソファが柔らかすぎたせいか
すこぶる腰が痛い。
これを治すべく、近所のサクラバ整骨院へ。
治療中、思い出す「たばこや」時代。
この痛みは「お祈り」で治るんやろか。
小学生のころ、週2回ペースで通っていた
「たばこや」という強制学習施設では
生徒が やれ風邪を引いただとか、
やれ足をくじいただとか抜かすと
先生が「お祈り」をしてくれました。
先生は ただひとり。
昨今の学習塾の講師のイメージとは全く違い、
6、70歳ぐらいのオバーちゃん、ただひとりでした。
1日に2学年、総勢30人ぐらいの生徒の面倒を一気に見る。
先生のお祈りは「痛いの痛いの飛んでいけ」なんていう
生ぬるいものとは違い、
ブツブツと念仏のような経を唱える本格的な「祈願」でした。
耳をよく傾けると、ジャイアンツの歴代外国人助っ人を
順に並べて唱えているだけのようにも聞こえました。
ひとしきりモスビーあたりまで唱え終わると
先生が具合を訊ねてきます。
科学的な治療を施すわけでは無いので
症状がよくなるわけがない。
これで治ろうものなら「実は仮病でした」と
カミングアウトするのと何ら変わりない。
でも、先生の問いかけに対して「まだしんどいです」と答えると
今度はドラゴンズの歴代外国人助っ人編が始まるので
みんな大概は「楽になりました」と嘘をつく。
それでも みんながこの「お祈り」を求めたのは
勉強時間を少しでも削りたかっただけやと思う。
少なくとも僕はそうでした。
先生は「頭が賢い子ほど、お祈りは効くんや」と言ってましたが
それはズル賢いだけの話であって、
バカ正直な子は、いつまでも「ちっとも楽になりません」とか言うもんだから
いつも先生にディスられてました。
この「お祈り」に限らず、たばこや伝説は数限りない。
いつか木村ドラゴンズらと共に
アメトークに「たばこや芸人」として出演することが
僕の108ある夢のひとつです。
JUNIOR
P.S. 「おれは芸人じゃないからいいよ」
と、理想めいた現実を
僕に至近距離から直球で投げつけそうな木村ドラゴンズが
僕は嫌いじゃない。
すこぶる腰が痛い。
これを治すべく、近所のサクラバ整骨院へ。
治療中、思い出す「たばこや」時代。
この痛みは「お祈り」で治るんやろか。
小学生のころ、週2回ペースで通っていた
「たばこや」という強制学習施設では
生徒が やれ風邪を引いただとか、
やれ足をくじいただとか抜かすと
先生が「お祈り」をしてくれました。
先生は ただひとり。
昨今の学習塾の講師のイメージとは全く違い、
6、70歳ぐらいのオバーちゃん、ただひとりでした。
1日に2学年、総勢30人ぐらいの生徒の面倒を一気に見る。
先生のお祈りは「痛いの痛いの飛んでいけ」なんていう
生ぬるいものとは違い、
ブツブツと念仏のような経を唱える本格的な「祈願」でした。
耳をよく傾けると、ジャイアンツの歴代外国人助っ人を
順に並べて唱えているだけのようにも聞こえました。
ひとしきりモスビーあたりまで唱え終わると
先生が具合を訊ねてきます。
科学的な治療を施すわけでは無いので
症状がよくなるわけがない。
これで治ろうものなら「実は仮病でした」と
カミングアウトするのと何ら変わりない。
でも、先生の問いかけに対して「まだしんどいです」と答えると
今度はドラゴンズの歴代外国人助っ人編が始まるので
みんな大概は「楽になりました」と嘘をつく。
それでも みんながこの「お祈り」を求めたのは
勉強時間を少しでも削りたかっただけやと思う。
少なくとも僕はそうでした。
先生は「頭が賢い子ほど、お祈りは効くんや」と言ってましたが
それはズル賢いだけの話であって、
バカ正直な子は、いつまでも「ちっとも楽になりません」とか言うもんだから
いつも先生にディスられてました。
この「お祈り」に限らず、たばこや伝説は数限りない。
いつか木村ドラゴンズらと共に
アメトークに「たばこや芸人」として出演することが
僕の108ある夢のひとつです。
JUNIOR
P.S. 「おれは芸人じゃないからいいよ」
と、理想めいた現実を
僕に至近距離から直球で投げつけそうな木村ドラゴンズが
僕は嫌いじゃない。
PR
リンク
プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
好きな食べ物は米とライス。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
アーカイブ