１月１７日（日）

阪神淡路大震災から１５年が経ちます。

僕が１４歳のとき。

この震災をきっかけに

中学校で作文を書く時間が設けられました。

全校生徒が取り掛かったこの作文の中から

スミちゃんが選ばれ、全校生徒の前で読み上げることになりました。

スミちゃんは同級生の女の子で、

のちに僕が生徒会長を務めた前期生徒会ジュニア内閣にて

書記として手腕を揮（ふる）う 傍（かたわ）らで、

どこか昭和のアイドル全盛期を匂わすブリッコ要素を兼ね揃える

マドンナ優等生でした。

その作文発表に、何人選ばれたとかはよく覚えてませんが

スミちゃんが読んでた内容の一部はよく覚えてます。

「家のストーブを少しでも傾けたり揺らしたりすると

　安全機能が働いてすぐに消火されてしまうことに

　今までは腹を立てていた私ですが、

　この震災をきっかけに考えが変わりました。」

みたいな一文。

あのスミちゃんが生活感あふれる「あるあるネタ」を披露したこと。

「ストーブ持ち上げたりしたら火が消えるのって

それでなん！？」ってことを僕は初めて知ったこと。

あのスミちゃんが意外にも そんなことで腹立ててたこと。

いろんなインパクトが凝縮されただけに、あの一文は覚えてます。

　　　ＪＵＮＩＯＲ