水田部長にステーキを御馳走になりました。
僕は人の厚意を甘んじて受ける性格。
ダイエット中の女の子が減量したとならば
少し喜びそうなぐらいの重量の肉をオーダー。
焼き加減は、水田部長がレア。
松下さんとピクシーと僕はミディアム。
なのになぜか最後に到着したのは
焼き加減が最もゆるいハズの水田部長のレア。
「なんで?」と首をかしげる水田部長に対して
ゴキゲンを直すべく、ピクシーが急いでフォローした。
「き、きっと焼くのを忘れて急いで調理に取り掛かったんですよ!」
全然フォローになっていないのがおもしろくて
僕の鼻の穴からタマネギが挨拶しかけました。
食事は進む。
店内にBGMのロカビリーが流れる。
目の前には でかいステーキ。
気分はアメリカ。
行ったことないけど気分はアメリカ。
あとは隣のテーブルに
リーゼント彼氏とポニーテール彼女のカップルが現れたら
言うことはございません。
彼女の衣装は、赤と白の水玉模様のワンピース必着で。
そんな理想を抱いていたら、
実際にテーブルに着いたのは、中小企業のワンマン社長(推定)と
「今日は社長と同伴♪それまで店は若いコに任せるわ♪」な感じの
スナックのママ(推定)。
これが現実。
ピクシーも、そんなふたりに気付き
「あのふたりの関係、あやしそうやな!」と
店内の隅から隅まで聞こえそうな小声でリリースするもんだから
今度は反対の鼻の穴から食後のコーヒーがダイブしかけました。
そしてお会計の時間。
水田部長がまとめて支払いしようとした矢先、
ピクシーが財布をゴソゴソしだして何かを取り出した。
水田部長が「(出さんで)ええよ。」と制止しようとした。
しかし頑(かたく)なに差し出すピクシー。
よく見たらピクシーの手には、その店の割引クーポン券。
そのやりとりを見て、さっき食べたばかりの肉が
鼻の両穴からミンチしかけました。
「女性はね、30歳になるまで大切なものを守り続けると
妖精になれるのよ」という都市伝説が真実ならば、
4年前に妖精に孵化(ふか)してるハズのピクシー。
そのピクシーが今月20日で退社する。
「寿」では無いらしい。
おしい。
もっとこの人のもとで笑いを勉強したかった。
JUNIOR
僕は人の厚意を甘んじて受ける性格。
ダイエット中の女の子が減量したとならば
少し喜びそうなぐらいの重量の肉をオーダー。
焼き加減は、水田部長がレア。
松下さんとピクシーと僕はミディアム。
なのになぜか最後に到着したのは
焼き加減が最もゆるいハズの水田部長のレア。
「なんで?」と首をかしげる水田部長に対して
ゴキゲンを直すべく、ピクシーが急いでフォローした。
「き、きっと焼くのを忘れて急いで調理に取り掛かったんですよ!」
全然フォローになっていないのがおもしろくて
僕の鼻の穴からタマネギが挨拶しかけました。
食事は進む。
店内にBGMのロカビリーが流れる。
目の前には でかいステーキ。
気分はアメリカ。
行ったことないけど気分はアメリカ。
あとは隣のテーブルに
リーゼント彼氏とポニーテール彼女のカップルが現れたら
言うことはございません。
彼女の衣装は、赤と白の水玉模様のワンピース必着で。
そんな理想を抱いていたら、
実際にテーブルに着いたのは、中小企業のワンマン社長(推定)と
「今日は社長と同伴♪それまで店は若いコに任せるわ♪」な感じの
スナックのママ(推定)。
これが現実。
ピクシーも、そんなふたりに気付き
「あのふたりの関係、あやしそうやな!」と
店内の隅から隅まで聞こえそうな小声でリリースするもんだから
今度は反対の鼻の穴から食後のコーヒーがダイブしかけました。
そしてお会計の時間。
水田部長がまとめて支払いしようとした矢先、
ピクシーが財布をゴソゴソしだして何かを取り出した。
水田部長が「(出さんで)ええよ。」と制止しようとした。
しかし頑(かたく)なに差し出すピクシー。
よく見たらピクシーの手には、その店の割引クーポン券。
そのやりとりを見て、さっき食べたばかりの肉が
鼻の両穴からミンチしかけました。
「女性はね、30歳になるまで大切なものを守り続けると
妖精になれるのよ」という都市伝説が真実ならば、
4年前に妖精に孵化(ふか)してるハズのピクシー。
そのピクシーが今月20日で退社する。
「寿」では無いらしい。
おしい。
もっとこの人のもとで笑いを勉強したかった。
JUNIOR
受験シーズン真っ盛り。
思い返せば9年前、僕も受験生でした。
私立大学を1校、国立大学を1校受験しました。
先発の私立大学は、大阪にある
今となっては僕の母校。
受験前夜は大阪のホテルに宿泊。
向かいのビルの1室で
おじいちゃんが若い衆をヒョイヒョイ投げ飛ばしてました。
ビルのそのフロアの看板に目をやると
「合気道教室」の文字が。
おじいちゃん(師範)が若い衆(愛弟子ども)を
投げ飛ばしてたんやね。
僕は受験勉強の追い込みそっちのけで
師範のご指導ご鞭撻を眺めてました。
僕の受験に対する不安は、若い衆同様に投げ飛ばされました。
センター試験を受けたのち、担任の先生に
「国立は ここしか受かる可能性は無いわ」と言われた大学は
東北のとある国立大学。
大阪同様、受験前日に現地入り。
突き刺さる寒さが現実の厳しさを物語る。
大学側が斡旋(あっせん)してくれた
ホテルであるにも関わらず、エレベーターに
「サービス期間につき、アダルトチャンネル無料開放中!」の文字が。
誘惑に負けない強い意志を持った受験生かどうかを試す
これも言わば試験、いやそれ以上、試練か!?
しかしながら部屋に着くころには、
そんな葛藤は春先の雪のごとく消えて無くなり、
部屋の照明をつける前に、まずはテレビの電源スイッチに
僕の親指がキスをした。
そんな前夜を過ごした僕に受験の神様は微笑まない。
見事、大学側の術中にハマり、サクラ散リマシタ。
その2ヵ月後ぐらいに僕は大阪へ旅立ち、
テレビに話しかける先輩や、
僕のクツを何でも「スパイク」と呼ぶ寮のおばちゃんや、
腕まくりをしながら「今日は寒いねー」とささやく同級生たちと出会いました。
これが人生なのか、はたまた運命なのか。
僕の旅は今日も続く。
JUNIOR
思い返せば9年前、僕も受験生でした。
私立大学を1校、国立大学を1校受験しました。
先発の私立大学は、大阪にある
今となっては僕の母校。
受験前夜は大阪のホテルに宿泊。
向かいのビルの1室で
おじいちゃんが若い衆をヒョイヒョイ投げ飛ばしてました。
ビルのそのフロアの看板に目をやると
「合気道教室」の文字が。
おじいちゃん(師範)が若い衆(愛弟子ども)を
投げ飛ばしてたんやね。
僕は受験勉強の追い込みそっちのけで
師範のご指導ご鞭撻を眺めてました。
僕の受験に対する不安は、若い衆同様に投げ飛ばされました。
センター試験を受けたのち、担任の先生に
「国立は ここしか受かる可能性は無いわ」と言われた大学は
東北のとある国立大学。
大阪同様、受験前日に現地入り。
突き刺さる寒さが現実の厳しさを物語る。
大学側が斡旋(あっせん)してくれた
ホテルであるにも関わらず、エレベーターに
「サービス期間につき、アダルトチャンネル無料開放中!」の文字が。
誘惑に負けない強い意志を持った受験生かどうかを試す
これも言わば試験、いやそれ以上、試練か!?
しかしながら部屋に着くころには、
そんな葛藤は春先の雪のごとく消えて無くなり、
部屋の照明をつける前に、まずはテレビの電源スイッチに
僕の親指がキスをした。
そんな前夜を過ごした僕に受験の神様は微笑まない。
見事、大学側の術中にハマり、サクラ散リマシタ。
その2ヵ月後ぐらいに僕は大阪へ旅立ち、
テレビに話しかける先輩や、
僕のクツを何でも「スパイク」と呼ぶ寮のおばちゃんや、
腕まくりをしながら「今日は寒いねー」とささやく同級生たちと出会いました。
これが人生なのか、はたまた運命なのか。
僕の旅は今日も続く。
JUNIOR
その昔、車のワイパーやウインカーは
車が勝手に操作してるんやと思ってました。
小学生のころの僕の脳内。
車で走行中、雨が降り出したら
車が「おっ!雨だ!」って反応して
勝手にワイプし出すんだと思ってました。
ウインカーは車に標準装備された
ナビ機能だと思ってました。
車を運転する僕のおとんが
僕の気付かないところで車に行き先を
なんらかの方法で入力し、
僕を乗せて走り出すと右折左折のたびに
車が勝手に「カッチン♪カッチン♪」って
方向指示をしてくれるもんだと思ってました。
たまにおとんが道に迷ったりすると
「さては行き先設定を怠(おこた)ったな」って
勝手に思い込んでました。
それなのに方向指示機を鳴らす車。
「おいおい車よ!道を知ってるなら教えろよ!」って
イタズラ心満点な車を憎みました。
ところがどっこい、ワイパーもウインカーも
ハンドルの横のちっちゃいレバーのさじ加減によるものだったとは。
車については、わからんことがまだまだたくさんある。
オーディオや空調を含めて、
よくわからんボタンとかがいっぱいある。
そのほとんどについては、幼いころの僕が
「これはなんのボタンやの?」と親に聞くたび
「押したらアカン!それは悪者に追い込まれたときの『爆発ボタン』や」
と教えられたので、この年齢になっても
興味本位で押す気にはなれません。
JUNIOR
車が勝手に操作してるんやと思ってました。
小学生のころの僕の脳内。
車で走行中、雨が降り出したら
車が「おっ!雨だ!」って反応して
勝手にワイプし出すんだと思ってました。
ウインカーは車に標準装備された
ナビ機能だと思ってました。
車を運転する僕のおとんが
僕の気付かないところで車に行き先を
なんらかの方法で入力し、
僕を乗せて走り出すと右折左折のたびに
車が勝手に「カッチン♪カッチン♪」って
方向指示をしてくれるもんだと思ってました。
たまにおとんが道に迷ったりすると
「さては行き先設定を怠(おこた)ったな」って
勝手に思い込んでました。
それなのに方向指示機を鳴らす車。
「おいおい車よ!道を知ってるなら教えろよ!」って
イタズラ心満点な車を憎みました。
ところがどっこい、ワイパーもウインカーも
ハンドルの横のちっちゃいレバーのさじ加減によるものだったとは。
車については、わからんことがまだまだたくさんある。
オーディオや空調を含めて、
よくわからんボタンとかがいっぱいある。
そのほとんどについては、幼いころの僕が
「これはなんのボタンやの?」と親に聞くたび
「押したらアカン!それは悪者に追い込まれたときの『爆発ボタン』や」
と教えられたので、この年齢になっても
興味本位で押す気にはなれません。
JUNIOR
リンク
プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
好きな食べ物は米とライス。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
アーカイブ