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米と水と人と野球に支えられた生活記録。
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毎度のごとく金券ショップで買った切符を握りしめ

いてまえ電車で近鉄グリコ駅からシャチホコ駅に向かう。

国鉄に乗り換え、東海のメガロポリス・オロシティーに向かう。

駅には僕のじいちゃんの倅(せがれ)と その奥さん、

俗に言う僕の両親・PAPANIORとMAMANIORが ふたり揃って

車で迎えに来てくれてました。

ティン毛よりも長く伸びた僕の髪を見て

おかんは「どこのジュノンボーイかと思ったわ」と

相変わらずナメ腐った感想を述べてきました。

そこで僕は初めて両親に10円ハゲについて

カミングアウトしました。

僕の中では意を決しての告白。

息子の10円ハゲに対して、親はどう受け止めるのか。

衝撃。落胆。慰め。心配。激励。

さまざまな予想を掲げた上で、ふたりとも同じリアクションをとった。

ひとまず 覗(のぞ)きこんで、快笑。

とまどう僕は、これが親なりの優しさかと受け止める。

「気にするな」って無言のメッセージやと受け止める。

いい意味で「私たちは心配してないよ」と受け止める。

そして そのまま親戚の家に 大阪みやげを渡しに行った。

親戚のおばさんが「こーりゃすまなんだのーう。

やっとかめやけど元気にしとりゃーすかね?」と

僕に向かって全力ムキ出しの東濃弁で声を掛ける。

すると何の分け隔てもなく、おかんは手でOKサインを作り

「もうひとつ頭に おみやげがあるから見ちゃって」と

おばさんに僕の10円観賞を促(うなが)した。

おばさんもおばさんで「こういうのは塩を塗り込んだら治るわ」って

昭和の医学で問診してくださいました。

実家一発目の食事は、僕のリクエストメニューのギョーザ。

おかんのギョーザは40年ほどの歴史しかないが

本場・中国4000年に勝る美味さを誇る。

夕食後、満腹ではあるものの、みんなのお顔拝見目的で

じもともだちのバーベキュー参戦が控えていました。

邦しゃんからお出迎えの電話が掛かってきた。

「あと10分ぐらいで着くよ。

 それにしても、ひとりだけギョーザ食べたなんて

 つれね~な~。」

なんてことを言ってきた。

なんてことをおかんに伝えたら

「10分あれば焼けるやん。ちょっと待っときゃあ。」

と おかんは僕に告げ、再びフライパンコンロと

自らのクッキングスピリッツに火を点(とも)した。

   JUNIOR


P.S. 今夜は遅いし、明日も朝から野球があるから

    続編は気が向いたら。
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プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
           好きな食べ物は米とライス。
           好きな飲み物は水とカレー。
            人と話すと元気が出ます。
          得意な球技は内野ノックです。
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