1月7日（月）

あけましておめでとうございます。

今年一発目は、じもともだちに捧ぐ。

さかのぼること大晦日。

小島保安官が名古屋駅まで迎えに来てくれた。

保安官は名古屋市民だけのものではありません。

本籍が岐阜であろうと、現住所が大阪であろうと

そこに市民の平和があるかぎり保安官は戦い続ける。

今回はいつにも増して保安官にお世話になりました。

保安官たちとの再会が楽しみで楽しみで楽しみで

おみやげの豚マンを近鉄電車に忘れたことに気付いたのは

僕たち一行が多治見に突入してから。

例のごとくカウントダウンパーティナイトは

工具を売りさばいて築き上げた卓球御殿にて。

みんながこうして集まれるのはツヨシ王子のおかげ。

本当にいつもありがとう。

あの恋愛老人が心の介護女士を連れてきた。

老人のハートを「やさしさ」という車椅子で押しながら

彼女は岐阜から舞い降りた。

ローマ字ですらろくに書けなかった老人が

英語と国語が堪能な女性を連れてきた。

おかげで僕は「恋愛」という２文字を

「ボランティア」と読めるようになりました。

まだ記憶に新しいアトム夫妻も参戦。

「２００８年の抱負」を発表するにあたり

御茶ノ水夫人が「乗れよ」の一言でアトム主人を撃破。

背中越しに砲撃するあたりがリアルだった。

このブログをご覧の方の中にもご協力いただいた

チェキコレクションがついに完成。

僕の計算ミスにより、１枚のフィルムが余る。

カメラ山田マンに撮影を依頼。

「山田マンの瞳には、僕はこうして写ってんだ」と実感。

その写真を肴に酒を嗜（たしな）む「ペ」女史。

王子が勧める工具にもえらく感動してた「ペ」女史。

きっと今がいちばん多感な時期なんだね。

「ペ」女史が連れてきた知多のバックパッカー友達。

僕が持てる限りの知多ローカル知識を振り絞ったら

見事ヒットして逆に困った。

ケンちゃんはいつも僕の先を行く。

エアマックスも先を越された。

レッドウィングも先を越された。

昔からケンちゃんには叶わない。

笹幸でコーラ、丸福でコロッケなんてコンビネーション、

ケンちゃんだからこそ成せる技。

年が明ければさっそく野球。

ジャージ姿で現れた保安官。

果敢にゲッツーを狙うマーメイド。

マーメイドが発したプレッシャーを真に受けて

再三のラッキーバウンドをミスするショートストップ。

ウンコ座りしてグラブを構えると全力投球してくるケンちゃん。

紅一点ながら、ライトフライをダッシュで追いかける雑貨屋さん。

みんな野球となれば

「本気」と書いて「もとき」と読み間違えるぐらいガチだ。

前日のネコ型ロボットのモノマネに至るまで

雑貨屋さんは常にガチだ。

僕たちの雄叫（おたけ）びを嗅ぎつけて

グランドに現れた杉村組御曹司もガチだ。

昼間の時間、ひとりで自転車道路を走ってたら

アヒルとアヒルのご主人様に遭遇。

「いつまで休み？」と訊かれたので

「６日まで」と答えた。

僕からは「いつまで休み？」とは訊けなかった。

夏に会ったとき、彼の仕事は

「朝と夕方、アヒル用のミミズを掘りに行くこと。

　昼間は小学生のイタズラからアヒルを守ること。」だったから。

帰省中のイベントとして、忘れてはいけないのが

全裸ダッシュのたけし温泉。

男８頭を詰め込んだ車内は部室の香りが漂う。

当然のごとくピンク桑下とイジリー伊藤が

桃色トークのきっかけを与え、車内はたちまちピーチと化す。

僕たちと混浴したエセ・ジャガー主人は

更なる秘湯を教えてくれた。

某ファミレスでのコーヒー座談会。

拓ちゃんは織田信長の歌以来の再会。

所カーニは、いつでもアメリカナイズ。

新築した住まいもアメリカナイズ。

新たに乗ろうとするバイクもアメリカナイズ。

今現在、乗ってる車もアメリカナイズ。

後ろのトランクがずっと開きっぱなしってことに気付いたときの表情は

ちょっぴりジャパナイズ。

「ウシろーぜ♪オケろーぜ♪」とばかりに

ノリノリでジャパレンの駐車場に到着すると、

マーメイドが後部座席で車酔いしてた。

やはりマーメイドは魚の民。

陸路に弱いことが判明。

最終日の夜は、闘将とアメとムチの居る場所へ。

ムチがティンティンをいじってるなんて

これぽっちも気付かず、昔話に花満開。

ハルコのバント話は最高に面白かった。

小学生といえど、いろいろ考えて野球してるんやね。

翌朝、いろりでの灰の臭いが鼻に突き刺さった。

でも気にしない。

今回もご満悦の帰郷。

雪は降れども、あの町はいつもあたたかい。

　　　ＪＵＮＩＯＲ