7月の広島ひとり旅での晩ごはんでのこと。
あの旅の初日、僕の宿は岡山市内のカプセルホテル。
大阪からの長旅に疲れた僕は
ホテルの受付に置いてあった、周辺のグルメマップで
本日の食事処をリサーチしてました。
そのマップには店の概要と割引クーポンなんかもありました。
数ある お店の中で、場所もほど近く
何より「飲食代20%オフ」のクーポンに惹かれ
1軒の居酒屋へ出頭しました。
昭和レトロを人工的に作りだした店構え。
嫌いではありません。
戸を開け中へ入ると、客はゼロ。
まぁ、不景気ですし、平日ですし、夕方6時すぎってことで
時間帯も早いっちゃあ早いし、そんなこともあるでしょう。
「お好きなとこへどうぞ」という言葉に甘えて
贅沢にテーブル席へと腰を降ろしました。
深酒はバイク旅には禁物を自分に言い聞かせ
飲み物は普段どおりの芋焼酎は避けて
ウーロンハイをチョイス。
フードは磁膳鶏とかいう地鶏に目を付けました。
これをステーキメニューとして置いている。
せっかくなんでと思い、これをオーダー。
すると店員さんが厨房スタッフに確認。
「すみません。磁膳鶏、今日は終わったんですよ~」。
いやいやいや。
何時から この店 何時から開いてんねん。
来る客、来る客、どんだけ磁膳鶏 好きやねん。
終わるどころか、今日は始めてもないやろ。
とりあえず唐揚げさえあれば僕はゴキゲンなので
唐揚げに変更しました。
その他の食事を注文し終えると、まもなくドリンクが到着。
あれ?おしぼりは?
もしかしてエコ推進で廃止?
念のため「おしぼりは・・・?」って訊ねると
店員さんはクリオネの溜め息のような小さな声で
「あ!」とこぼして、僕の元へダッシュでおしぼりを持ってきました。
ほどなくして食べ物もやってくる。
食事は美味い。
話相手がいるわけでもないので
着々と箸は進みます。
すると終盤になって店員さんが僕の元へ駆けつける。
「あの・・・『お通し』って まだでしたよね?」
いや。来てないけど もうええよ。
お通しどころか、まもなく全て食べ終えて貫通寸前です。
「良かったらデザートとかにします?」
僕は甘いものは『言葉』しか受け付けんのよ。
面倒なので「じゃあ枝豆ください」ってお願いしました。
生涯初。お通しを最後に通される。
枝豆を食べ終えるタイミングで
ウーロンハイも飲み干しました。
ここでようやく気付く。
グラスにヒビが入っとるやないか。
やたらグラスの足元がビチャビチャやったのは
これが原因やったんやね。
てっきり、強烈に冷えたグラスのおかげで
水滴がつきまくった賜物(たまもの)だと思ってました。
こんな仕打ちを受けたとはいえ、
食べるもんは食べたし、飲むもんは飲んだ。
だから支払うもんは支払わねば。
はじき出した金額が微妙に高い。
仮に20%オフクーポンを適用にしてないにしても高い。
何気にレジを打つ店員さんのオーダーシートに目をやると
「モスコ」という文字が。
そのシート、おれのん違うやん。
おれの後に来た不倫カップル(推定)のやろが。
僕の指摘に慌ててレジを打ち直す店員さん。
が、しかし、1度 打ち込んだ勘定のキャンセル方法がわからず
さらに慌てふためく店員さん。
いやいやいやいや!
もうあかん。
言わせていただくよ。
こんなときはフレキシブルに対応するもんやろが!
客はおれと不倫コンビだけや!
他に気をとられる要素は無いやろ!
まずはおれの会計を、その手元にある普通の計算機でハジけ!
レジはパックリ開いてるんやから、金の出し入れもできるやろ!
それでおれが帰ったら、改めて不倫カップル分の金額をキャンセルして、
おれの金額を打ち込んだらええやないか!
そんな言葉を胸に秘め、ようやく金額処理を済ませて
僕に支払いを求めた店員さんが、お釣りと共に何か手渡してきました。
「これ、サービスチケットです。
次回ご利用時に、ドリンク1杯をサービスさせていただきます!」
なんで「どや顔」やねん。
僕の心の傷は、ドリンク1杯分という評価。
次回はございません。
ネタに困ったら行くかもしれませんが。
しかしながら、悪いとこばかりじゃないんですよ。
唯一よかったことは、割り箸が渋い。
あ。
でも「エコ」の観点からすると、
こんなことに手間暇かけるんは減点対象か。
「地球と恋人にやさしく」が僕の生活スローガン。
JUNIOR
あの旅の初日、僕の宿は岡山市内のカプセルホテル。
大阪からの長旅に疲れた僕は
ホテルの受付に置いてあった、周辺のグルメマップで
本日の食事処をリサーチしてました。
そのマップには店の概要と割引クーポンなんかもありました。
数ある お店の中で、場所もほど近く
何より「飲食代20%オフ」のクーポンに惹かれ
1軒の居酒屋へ出頭しました。
昭和レトロを人工的に作りだした店構え。
嫌いではありません。
戸を開け中へ入ると、客はゼロ。
まぁ、不景気ですし、平日ですし、夕方6時すぎってことで
時間帯も早いっちゃあ早いし、そんなこともあるでしょう。
「お好きなとこへどうぞ」という言葉に甘えて
贅沢にテーブル席へと腰を降ろしました。
深酒はバイク旅には禁物を自分に言い聞かせ
飲み物は普段どおりの芋焼酎は避けて
ウーロンハイをチョイス。
フードは磁膳鶏とかいう地鶏に目を付けました。
これをステーキメニューとして置いている。
せっかくなんでと思い、これをオーダー。
すると店員さんが厨房スタッフに確認。
「すみません。磁膳鶏、今日は終わったんですよ~」。
いやいやいや。
何時から この店 何時から開いてんねん。
来る客、来る客、どんだけ磁膳鶏 好きやねん。
終わるどころか、今日は始めてもないやろ。
とりあえず唐揚げさえあれば僕はゴキゲンなので
唐揚げに変更しました。
その他の食事を注文し終えると、まもなくドリンクが到着。
あれ?おしぼりは?
もしかしてエコ推進で廃止?
念のため「おしぼりは・・・?」って訊ねると
店員さんはクリオネの溜め息のような小さな声で
「あ!」とこぼして、僕の元へダッシュでおしぼりを持ってきました。
ほどなくして食べ物もやってくる。
食事は美味い。
話相手がいるわけでもないので
着々と箸は進みます。
すると終盤になって店員さんが僕の元へ駆けつける。
「あの・・・『お通し』って まだでしたよね?」
いや。来てないけど もうええよ。
お通しどころか、まもなく全て食べ終えて貫通寸前です。
「良かったらデザートとかにします?」
僕は甘いものは『言葉』しか受け付けんのよ。
面倒なので「じゃあ枝豆ください」ってお願いしました。
生涯初。お通しを最後に通される。
枝豆を食べ終えるタイミングで
ウーロンハイも飲み干しました。
ここでようやく気付く。
グラスにヒビが入っとるやないか。
やたらグラスの足元がビチャビチャやったのは
これが原因やったんやね。
てっきり、強烈に冷えたグラスのおかげで
水滴がつきまくった賜物(たまもの)だと思ってました。
こんな仕打ちを受けたとはいえ、
食べるもんは食べたし、飲むもんは飲んだ。
だから支払うもんは支払わねば。
はじき出した金額が微妙に高い。
仮に20%オフクーポンを適用にしてないにしても高い。
何気にレジを打つ店員さんのオーダーシートに目をやると
「モスコ」という文字が。
そのシート、おれのん違うやん。
おれの後に来た不倫カップル(推定)のやろが。
僕の指摘に慌ててレジを打ち直す店員さん。
が、しかし、1度 打ち込んだ勘定のキャンセル方法がわからず
さらに慌てふためく店員さん。
いやいやいやいや!
もうあかん。
言わせていただくよ。
こんなときはフレキシブルに対応するもんやろが!
客はおれと不倫コンビだけや!
他に気をとられる要素は無いやろ!
まずはおれの会計を、その手元にある普通の計算機でハジけ!
レジはパックリ開いてるんやから、金の出し入れもできるやろ!
それでおれが帰ったら、改めて不倫カップル分の金額をキャンセルして、
おれの金額を打ち込んだらええやないか!
そんな言葉を胸に秘め、ようやく金額処理を済ませて
僕に支払いを求めた店員さんが、お釣りと共に何か手渡してきました。
「これ、サービスチケットです。
次回ご利用時に、ドリンク1杯をサービスさせていただきます!」
なんで「どや顔」やねん。
僕の心の傷は、ドリンク1杯分という評価。
次回はございません。
ネタに困ったら行くかもしれませんが。
しかしながら、悪いとこばかりじゃないんですよ。
唯一よかったことは、割り箸が渋い。
あ。
でも「エコ」の観点からすると、
こんなことに手間暇かけるんは減点対象か。
「地球と恋人にやさしく」が僕の生活スローガン。
JUNIOR
PR
リンク
プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
好きな食べ物は米とライス。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
アーカイブ