２月１０日（水）

ときおり僕の携帯電話に

卑猥な言葉がメールで届きます。

送り主は、クニピロシさん家の三男坊。

まぁ、単刀直入なフレーズであることが しばしば。

末っ子ゆえに歯止めの効かない性格。

彼の携帯電話の予測変換は

「あ」は「喘（あえ）ぎ声」から始まり、

「わ」は「和姦（わかん）」に終わるまで、

５０音全て官能な言葉で埋め尽くされています。

ちなみに僕の携帯電話の予測変換は

「あ」は「嵐」から始まり、

「わ」は「ＷＡになっておどろう」です。

　　　ＪＵＮＩＯＲ

２月１１日（木）

まもなく開幕の冬季ゲリンピック。

僕も男子・食あたり代表として全力を尽くします。

昨日は半年前に賞味期限の切れた卵を食べるなど、

本番に向けて万全の調整が進んでいます。

ふたたび国土に足を踏み入れるときには

腰からキャンメダルをぶらさげる僕でありたい。

応援よろしくお願いします。

　　　ＪＵＮＩＯＲ

２月１２日（金）

ヤノッチが握らせてくれたひの菜漬け。

おかんからはどて煮が届きました。

ミツヨシさんからは缶詰カレーの内祝。

今月は各方面から食べ物をいただき

たいへん大助かり。

朝ごはんを美味しくいただく秘訣は

この時間の空腹を辛抱すること。

大学時代は寮のごはんが合わなくて

最小限の量しか食べず、

夜な夜なバイト先とは逆方向のラーメン屋さんへ

麺をすすりに行ってました。

あの熊本ラーメン、まだやってるんかな。

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２月１３日（土）

疲れ目。

　　　ＪＵＮＩＯＲ

２月１４日（日）

今現在は単なる妄想。

山奥まで美味しい水を汲みに行って、

下山後に温泉でゆっくり一晩過ごし、

夜が明けてまずは強烈に でかい寸胴を借りに行って、

さらにコンロとプロパンガスも借りに行って、

豚肉、ジャガイモ、人参、タマネギ、こんにゃく、ごぼう、ネギなどの食材を調達し、

メンバー総出で手頃なサイズに刻む刻む刻む。

ときおりデジカメに声を掛けて思い出も刻む。

満を持して現場へ。

子供たちは僕たちを「豚汁のおぢさん」と呼ぶ。

夜はメンバーと打ち上げ飲み会。

「あのブーちゃん、ひとりで５杯もおかわりしてたわ」

なんて具合に、昼間を思い出し自己満足の発表会。

来たときよりも美しく。

翌日は、寸胴やコンロやプロパンガスを ご協力いただいた皆様各位に

５５１の蓬莱を片手に返却。

これを１年に１回、くそ寒い日に開催。

僕の１０８ある夢のうちのひとつ。

ルーツは陶（すえ）駅伝の豚汁。

あの豚汁を忘れられなくて。

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２月１５日（月）

稲中の世界から飛び出てきたような

中学時代の同級生・品川モンちゃん。

中学生男子の悪ふざけとして

突然ティンティンをキューってタッチするのは お約束。

この仕打ちを受けた男子は、

とっさに引け腰になったり、無言で腕を払ったりします。

本能的な当然の対処だと思います。

そんな中でモンちゃんだけは

ティンティンをキューってすると、

こちらを真顔で睨（にら）みつけ

「やめろ！気持ちええやろ！」って、喜びの雄叫（おたけ）びを上げてました。

僕が中学生のころ、おとんが財布を落とし、

これを偶然にもモンちゃんの弟が拾い、

素直に交番に届け出てくれたおかげで

中身そのままにおとんの元に戻ってきました。

あれがもし お兄ちゃんの方に渡っていたら

あのとき おとんは戸籍ごとモンちゃんに剥ぎ取られてたかもしれません。

そんな切れ味するどいナイフな男から当時届いた

「あけましておめでとう。天皇杯でセレッソが勝つといいね。」って

やさしい文字で書かれた年賀状は忘れません。

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２月１６日（火）

炊き込みごはんが調理も食材調達も

思いのほか簡単にできることに気付いたので

今度は山菜ごはんに挑戦しようと思います。

むかし少年団で遠征試合に行ったとき、

そこは河川敷にあるグラウンドで

堤には小春日和に引っ張り出された土筆（つくし）が生えてて、

小さく三角にたたんだスーパーの袋を常備してた僕は

野球カバンの底から取り出し、

それにたくさんの土筆（つくし）を詰め込んで、家に持って帰りました。

おかんはそれを卵とじにして、その日の晩ごはんに出しました。

自分が取ってきた食材が食卓に並ぶって嬉しい。

幼稚園のときに掘ったサツマイモが天ぷらになったときもそう。

「この土筆（つくし）、僕が取ってきたんやよ」って

その日の試合で３打席４三振したことなんて すっかり棚に上げ、

僕は家族みんなの前で得意気になりました。

野菜嫌いのおとんは、ひとりだけ目玉焼きをつついてました。

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２月１７日（水）

イライライライライライライライラ。

そんなとき「しでかし」は ひょっこり顔を出す。

ひざを少し前に押し出すだけで

それまで地団駄（じたんだ）踏んでた その足が

確実に前へ進む。

そうでなくてはならん。

そのためのエネルギー。

そのために飯を食う。

邦しゃん ありがとう。

小島くん ありがとう。

僕というハナクソを鼻の奥から日のあたる暖かなところへ

ほじってくださる ひとさし指のような存在。

「この指と～まれ」をしでかすにあたり、右に出る者はない ひとさし指。

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P.S.　わしの指は どこな～！？

２月１８日（木）

結局のところ どうしたらええねん。

朝起きてすぐの口の中の細菌の数は

ウンコを溶かした溶液の中の細菌の数に匹敵すると

テレビで言ってました。

だから朝起きたら、まずは歯を磨くべきだと。

一方、以前 耳にしたのは

朝ごはん前に歯を磨くと口内の粘膜が傷つけられ

そこに食べ物で刺激を与えるのは良くない、と。

それを僕は鵜呑みにして食後に歯を磨いてました。

そもそも歯を磨いてから ごはんを食べるってことは、

風呂のあとにウンコするみたいで やるせない。

先日の伊賀忍者合宿では、ヤノッチも さゆりちゃんも 西川星人も

朝ごはん前に歯を磨く派らしく、

そのせいか、唯一「食後ハミガキ論」を提唱する僕は、

反対派閥の さゆりちゃんに「ハブラシどうぞ」と

さりげなく ヘアブラシを差し出されたばかり。

栄正くんの おとうさんも朝ごはん前に歯を磨くって

小学生のときに栄正くんが話してたことを思い出す。

おとうさん いわく、「そっちの方がメシが美味い」らしい。

いろんな情報をもとに画策した結果、

とりあえず僕は決めました。

朝起きたらイソジンで うがいする。

朝ごはん食べる。

ぜんまいさんを見る。

歯を磨く。

これで１日を始めます。

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２月１９日（金）

都島での一次キャンプが無事終了しました。

休む間もなく阿波座での二次キャンプを始めます。

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