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米と水と人と野球に支えられた生活記録。
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すでにご報告のとおり

先週は日曜から出発し、週の半ばまで

中国に行ってきました。

「チャイナ服で最(もっと)もセクシーなスリットは何cm か?」

グラビア検定 国際ライセンス取得を目指す僕に

与えられた課題を、本場にて解決することが今回の目的でした。

僕を乗せたプロペラ機が関空から飛び立ち、

辿り着いた先は上海浦東(ぷーとん)空港。

中国は2回目。上海は初めて。

前回も今回も社長に同行してのグラビア出張でした。

現地のホテルに着くなり

さっそく夕食を摂るべく、社長と街へ繰り出しました。

まとまった現金やパスポートは

ホテルの貴重品ロッカーの中で お留守番させ、

少々のチャイナマネーと 護身用のヌンチャクを持って行動。

とりあえず適当に店を選んで入ったものの

社長も僕もサッパリ言葉が伝わらず

メニューの写真を指差して注文しました。

僕は肉が乗っかったソバを頼んだつもりなのに

なぜかピビンバみたいな米料理が届けられました。

「写真と全然違うやん!」

中国の料理屋と、日本のピンサロは信用できない。

そんな波乱の予感ピリピリの幕開けでした。

今回の出張。実は社長の粋(いき)な計(はか)らいで、

自由行動時間が設けられました。

ただし社長とは別行動。

社長は出発前に、自分だけ現地での案内人を手配。

「困ったら この番号に電話せぇ。

 日本語カタコトの姉ちゃんが出るけど気にせず

 相談したらええ。

 わしに代われ言うたらわしもその隣におるから。」

と悪代官のような笑みをこぼしながら

僕に番号を教えてくれました。

そうして別々に空白の自由時間に吸い込まれました。

せっかくなので僕は上海の街並みを

歩ける範囲で詮索(せんさく)。

とはいえ言葉が伝わらぬ異国の地での大冒険。

ヌンチャクを持つ手は俄然握力が高まる。

街はいろんな店で溢れていました。

高級ブランドの店から

道にシートを敷いての露店まで

ピンからキリまで完備。

中でも気になったのが露店のヒモ屋さん。

品揃えは「靴用の細いヒモ」と「靴用の中敷」のみ。

メインの靴を売るんじゃなくて、サブアイテムで勝負してるあたりに

商売人の男気を感じました。

大変興味深かったので、写真をパチリと撮ったら

店主に気付かれ襲われそうになりました。

僕は草野球で鍛えたBダッシュで何とか逃げ切りました。

あのまま捕まったら

きっと僕はキャメルクラッチをキメられラーメンにされたと思う。

ヌンチャクも店主の前では無力。

改めてヌンチャクの不便さを痛感。

ダッシュによってカロリー消費した僕の小腹は食を求めました。

目に飛び込んできたのは豚マン屋さん。

中国映画に出てきそうな軒先(のきさき)販売の豚マン屋さん。

豚マンをひとつ購入。

これがまた安い。

日本のコンビニのと同じぐらいのサイズで約15円。

そして美味い。

たとえ段ボールが入ってたとしても

このサイズで この価格で この味ならば

僕は構いません。

さらに歩き続けると日本語が聞こえました。

日本語とはいえカタコトの日本語。

1人のフィリピンっぽい女性が

「ニセモーノ ブランドアルヨ。

 ヤスイヨー。バッグモ時計モアルヨ。」

と言い寄ってきました。

「要ラナイヨ。ワタシ、オ金ナイヨ。」

と、なぜか僕までカタコトの日本語で断わりを入れました。

それでもフィリピーナは諦めない。

「チョット見ルダケデモイイジャン。トモダーチ。」

と執拗(しつよう)に攻めてきた。

「トモダーチ」に「ニセモーノ」売りつけてどないすんねん。

僕はヌンチャクで懲(こ)らしめました。

改めてヌンチャクの威力を認識。

闘い終えた僕の喉が渇きました。

日本でもお馴染みのコーヒーショップを発見し入店。

コーヒーを頼んだのにココアが出てきました。

「それならココアを頼めばコーヒーが出てくんのか?」

僕は逆転の発想でおかわりの1杯を頼むことにしました。

ココアを頼んだらココアが出てきた。

もうええ。

僕はホテルに戻りました。

しかし困ったことにカードキーを差し込んでも

部屋のドアが開かない。

すぐさまフロントに滑り込み

「アイ、キャント、オープン、ザ、ドアー」

と、日頃鍛えたジェスチャーを交えて説明しました。

思いは伝わり、1人のホテルマンが部屋まで来てくれました。

原因は単純。

カードを差し込む向きが裏表反対やっただけ。

僕が「うわー。日本の恥さらしやー。」と

日本語をこぼしたら、ホテルマンは

なぜか「イエース」と笑顔で去っていきました。

僕の大冒険が終了。

翌日、肝心の課題研究も順調に進行。

我々と、グラビア調査団中国支部と、

その両者の架け橋役となった東京の商社とで食事会がありました。

言葉の壁により、ただでさえ盛り上がらない食事会に

ダメ押しのごとく運ばれてきたのは上海ガニたち。

身をほじくる作業によって

場は さらに静まる。

そんな中、商社のクリハラ本部長だけは

「うまい。うまい。」と、上海ガニに ご満悦。

口のまわりが血だらけになってるのに ご満悦。

最終日は帰国するのみ。

とはいえ確保できた飛行機の出発は夕方。

午前中は商社に付き添って工場見学。

なんか社会見学みたいで少しテンションが上がりました。

午後は商社と別れ、再び上海市内へ。

社長の提案でマッサージへ行きました。

足ツボと全身マッサージのフルコース。

これがまた2時間で約1500円とリーズナブル。

足ツボを受けているとき

突然 社長が「ウーッ」と うめきました。

 ※小6のとき、邦しゃんがヘッドコーチに

   カンチョーしたときと同じくらいの「ウーッ」。

するとマッサージ師の兄ちゃんが嬉しそうに

「シンゾウ!シンゾウ!」

と社長の弱点を診断しました。

「チ○チ○!チ○チ○!」

と言われても困るので、僕は痛くても我慢しました。

マッサージ後、ラーメン屋で最後の腹ごしらえ。

当然、タンメンを注文したら断わられました。

そして空港へ移動。無事帰国。

こうして僕の中国出張は無事終了。

セクシーなスリット寸法については

国際ライセンスを取得次第、ご報告いたします。

   JUNIOR
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プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
           好きな食べ物は米とライス。
           好きな飲み物は水とカレー。
            人と話すと元気が出ます。
          得意な球技は内野ノックです。
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