小学5年のときの体育の話。
新たに始まるバスケットボールのチーム分けがありました。
初めにクラスで4人の代表者を選出し、
その代表者がキャプテンとなり、
残りのクラスメートをウェーバー方式でドラフト指名して
4チームを決定することになりました。
赤木くん、魚住くん、牧くん、村雨くんが
次々とチーム編成していく中、選ぶメンバーも残り少なくなったころ、
誰を指名しようか迷ってる赤木くんに
トモゾーが助言しました。
自らの両耳を横に引っ張りながら
「まだコイツが残っとるよ」と。
それはナカベンのことを言い表してました。
ナカベンがグレムリンに似てたので
それをトモゾーはマネをして、
「まだナカベンが残っとるよ」という意味でした。
すると それまで生徒まかせで授業を進めてきた山田先生が
突然、沈黙を破りました。
「こらトモゾー!今、何をしたんや!」と。
予告なき落雷に、トモゾーだけでなく
僕たちも言葉を失いました。
ナカベンのグレムリンキャラは今に始まったわけでなく
本人も好き好んでなかったにせよ、受け入れてた周知の事実。
何を今さら?
山田先生は、さらに叱責を続けました。
「トモゾー!なんでそんなことするんや!
ユウちゃんに謝れ!」
・・・?
ユウちゃん?
教室中に大きな「?」マークがくっきり浮かび上がりました。
耐え切れず誰かがこぼしました。
「な・・・なんで?ナカベンやないの・・・?」と。
すると今度は山田先生の頭に「?」が浮かびました。
完全無欠の勘違いでした。
当時、ユウちゃんって男の子が耳の手術を受けたばかりで
片耳にサイヤ人のスカウターみたいなのを付けてて、
それをトモゾーが揶揄(やゆ)したもんだと
山田先生が勘違いしたわけです。
「・・・?そう?
ハハハ。先生、誰かわからんかったわ。
トモゾーくん!名前はハッキリ言わんと・・・。」
大人のズル賢さを全面フル活用した山田先生が
その場をならし、ドラフト会議を再開しました。
今も残る思い出。
いちばんの被害者は誰だ?
そして いちばんの加害者は誰だ?
あのときのあの空気。
ほんとに勘弁してください。
JUNIOR
新たに始まるバスケットボールのチーム分けがありました。
初めにクラスで4人の代表者を選出し、
その代表者がキャプテンとなり、
残りのクラスメートをウェーバー方式でドラフト指名して
4チームを決定することになりました。
赤木くん、魚住くん、牧くん、村雨くんが
次々とチーム編成していく中、選ぶメンバーも残り少なくなったころ、
誰を指名しようか迷ってる赤木くんに
トモゾーが助言しました。
自らの両耳を横に引っ張りながら
「まだコイツが残っとるよ」と。
それはナカベンのことを言い表してました。
ナカベンがグレムリンに似てたので
それをトモゾーはマネをして、
「まだナカベンが残っとるよ」という意味でした。
すると それまで生徒まかせで授業を進めてきた山田先生が
突然、沈黙を破りました。
「こらトモゾー!今、何をしたんや!」と。
予告なき落雷に、トモゾーだけでなく
僕たちも言葉を失いました。
ナカベンのグレムリンキャラは今に始まったわけでなく
本人も好き好んでなかったにせよ、受け入れてた周知の事実。
何を今さら?
山田先生は、さらに叱責を続けました。
「トモゾー!なんでそんなことするんや!
ユウちゃんに謝れ!」
・・・?
ユウちゃん?
教室中に大きな「?」マークがくっきり浮かび上がりました。
耐え切れず誰かがこぼしました。
「な・・・なんで?ナカベンやないの・・・?」と。
すると今度は山田先生の頭に「?」が浮かびました。
完全無欠の勘違いでした。
当時、ユウちゃんって男の子が耳の手術を受けたばかりで
片耳にサイヤ人のスカウターみたいなのを付けてて、
それをトモゾーが揶揄(やゆ)したもんだと
山田先生が勘違いしたわけです。
「・・・?そう?
ハハハ。先生、誰かわからんかったわ。
トモゾーくん!名前はハッキリ言わんと・・・。」
大人のズル賢さを全面フル活用した山田先生が
その場をならし、ドラフト会議を再開しました。
今も残る思い出。
いちばんの被害者は誰だ?
そして いちばんの加害者は誰だ?
あのときのあの空気。
ほんとに勘弁してください。
JUNIOR
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プロフィール
HN:
JUNIOR
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/08/07
職業:
草野球選手
趣味:
趣味さがし
自己紹介:
好きな食べ物は米とライス。
好きな飲み物は水とカレー。
人と話すと元気が出ます。
得意な球技は内野ノックです。
好きな飲み物は水とカレー。
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得意な球技は内野ノックです。
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